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インハウスデザイナーはやめとけ?現役が教える実態。未経験でもなれる?

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社内でデザインを完結させる「インハウスデザイン」

クライアントから依頼されてデザインをまかなう制作会社とよく対比されますが、今回は

インハウスのWebデザイナーはやめとけって言われるけど本当?

インハウスのWebデザイナーは未経験でもなれる?スキルはつくの?


の声に現役Webデザイナーがお答えします。

実際ボクも現在インハウスのWebデザイナーとして働いています。

インハウスのWebデザイナーは自社の商品の訴求ができるのでやりがいがある一方、「インハウスデザイナーはやめとけ」とよく言われます。

また、未経験でも募集している企業はあるのでなれます。

ただしスキルが付くかどうかは企業や仕事場の先輩・同僚にかかってきます。

なので、入ってからが自分のスキルアップに関しては勝負になりますね。

この記事を書いた人
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たつとら

ブラック企業を経て、転職回数計8回のWebクリエーター。

30~40代に向けてクリエイティブ関連に特化した仕事の情報や

転職に役に立つ知識、ブログについての記事を
発信する福岡在住の40代のサラリーマンブロガー。

ブログ総収入30万円突破。
執筆歴5年目で新たなブログを立ち上げました。
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CONTENTS

「インハウスデザイナーはやめとけ」と言われる理由は?未経験者でもなれる?

インハウスデザイナーとは?

「インハウスデザイナーはやめとけ」と言われる理由は?

「インハウスデザイナーはやめとけ」と言われる理由はいくつかあります。

以下に理由を紹介します。

  • 制作環境が整っていない
  • デザインの幅が狭く、スキルが伸びづらい
  • デザインの相談できづらい
  • デザイン以外の業務を任されることも多い
  • 過剰な業務量を課せられるケースもある

制作環境が整っていない

制作会社と違いインハウスのデザインの制作部は、会社の一部の部署にしか過ぎないので環境が整ってないことがあります。

PCはスペック的に型式が古かったり、Windowsのみの会社もあったりします。

周辺機器等も揃っておらず、素材も有料素材を使えないなど不自由な場合もあります。

入社前には、使用するPCやソフトウェア、有料素材の利用可否など「制作環境の確認」が必須です。

デザインの幅が狭く、スキルが伸びづらい

デザイナーの数が少ないorいないと当然スキルの上達は遅くなります。

デザイナーが少なくてもスキルのある同僚や先輩などがいれば別ですが、そういった人材がいる方が少ないでしょう。

実際ボクの経験上、制作会社の方が優れたデザイナーが多かったイメージがあります。

良いデザイナーから習う方が、スキルアップも早いですからね。

更に業種が限られ、自社のテイストに合わせたデザインを繰り返し行うため、デザインスキルの幅が広がりづらくなります。

幅広いデザイン経験が得づらいという弱点があります。

デザインの相談できづらい

会社にもよりますがインハウスのWebデザイナーの場合、他にデザイナーがいなかったり少数で尚且つスキルがそんなに備わってないデザイナーしかいない事もあります。

特に初心者で入社する時は、色々と相談したりアドバイスをもらったりしたくなります。

そういう時は自分で解決するしか方法がないので、制作において時間を要したり、スキルの上達も遅くなったりもします。

初心者ならなおさら、「フィードバックがもらえる環境か」は重視したいポイントです。

デザイン以外の業務を任されることも多い

インハウスデザイナーには、デザインだけでなくコーディングやSNS運用、時には梱包作業まで任されることもあります。

デザインだけに集中したい人にとっては、デザイン以外の業務が入ってくると苦痛に感じたりします。

しかもまだスキルがとぼしい初心者の人の場合は、デザインと関係ない業務のヘルプを頼まれることが多くなります。

デザインがやりたくて入社したのに、他の業務ばかり頼まれるとモチベーションも下がってしまいます。

こうならない為にもある程度スキルを持って(入社前にスクールで学ぶ等)入社する必要がありますね。

過剰な業務量を課せられるケースもある

インハウスデザイナーがつらい理由として、業務の非合理性と量の多さは無視できません。

短期間でランディングページを多く作成したり、新商品の販売に合わせる為にタイトなスケジュールでランディングページの作成をするなど残業が多くなる場合があります。

インハウスデザイナーは未経験でもなれる?

「未経験からでもインハウスデザイナーになれるのか?」という質問はよく聞きますが、結論から言えば可能です。

実際、年齢に関係なく未経験者を採用している企業もあります。企業によっては「一から育てたい」という意欲のある人材を求めている場合もあるのです。

とはいえ、「インハウスデザイナーはやめとけ」と言われる理由のひとつに、未経験だと採用が厳しくなるという現実があります。

応募が多いポジションでは、未経験者と経験者が比較され、どうしても経験者が有利になる傾向が強いのです。

「なかなか採用されない…」と思っている人は、一旦スクールや通信講座(デジハリデイトラなど)で基礎を固めると、再チャレンジの際に有利になります。

最低限のスキルがあることで、企業側も安心して採用できるからです。

インハウスのWebデザイナーはスキルが身につくのか?

インハウスのWebデザイナー

では、「入社したのはいいけど、スキルは身につくの?」と思う方もいるでしょう。

Web制作会社と比べてデザインの幅は狭まるので、あるジャンルに特化したデザインのスキルは身に付きます。

例えば、入社した会社がアパレル系販売の会社であれば、アパレル系のデザインのスキルは向上します。

しかしながら、インハウスのWebデザイナーは上司や同僚に恵まれてない場合も多々あるので、会社によってはほぼ独学でデザインを覚えないといけない事もあります。

なので、ちゃんとしたスキルが身につくかどうかは会社次第になりますね。

その点、Web制作会社は上司や先輩からの指示・教育等が確立しているのでインハウスに比べたら幾分スキルが身に付きやすい傾向にあります。

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インハウスのWEBデザイナーに向いている人

WEBデザイナーに向いている人

インハウスのWebデザイナーに未経験でも入社できるからといって、向いている人と向いていない人がいるのは当然ですね。

では、向いている人はどういう人か見ていきましょう。

向いている人は以下の項目が挙げられます。

  • 企業のブランドイメージに合ったデザインができる
  • 単純作業を嫌と思わない
  • いろんな業務を柔軟に対応できる
  • 向上心がある

それぞれ解説しますね。

企業のブランドイメージに合ったデザインができる

インハウスのデザイナーは自社企業の広告やサイトデザインの仕事が主になってくるので、ブランドイメージに基づいたデザインが必要となってきます。

自分のイメージするデザインと離れていても、それを汲み取ってデザインをしなければなりません。

インハウスだけとは限りませんが、会社が意図するイメージにどれだけ応えられるかがデザインをやる上で重要となってきます。

単純作業を嫌と思わない

インハウスのWebデザインはEC関連(ネット通販・ネットショップ)のデザインを多く手掛ける会社もあります。

よって自社商品の画像の加工や切り抜きなどの単純作業も多く発生します。

また簡単なページ更新作業なんかもあり、クリエイティブ性皆無の作業が多いのもインハウスの特徴です。

デザインとかけ離れた単純作業も多くやっていると、最悪途中で投げ出したいと考えてしまう可能性もあります。

特に初心者の場合はそういう単純作業を多く任されたりもします。

「こんなのやる為に会社入ったんじゃないのにな〜」とか思わず、単純作業自体を嫌にならない忍耐力のある人ではないとインハウスのWebデザイナーは厳しいでしょうね。

いろんな業務を柔軟に対応できる

インハウスのWebデザイナーは、時にはデザイン以外の仕事も対応しないといけない場合があります。

例えば、

通販会社に所属していればカスタマー業務や梱包作業、出荷作業など。

会社によっては、広報や営業活動などのサポートにまわったりすることもあります。

制作会社では、まず関わらない仕事を経験することも。

こういう仕事に柔軟に対応できる人ほど、会社からは重宝されます。

いくらデザイン力があってもこういう仕事を避けていると評価が下がるので、気を付けなければなりません。

向上心がある

上の内容とも連動しますが、デザイン以外の業務にも積極的に取り組もうとする人は向いていると言えますね。

その他に、デザインに慣れ一通り無難にこなすことができると、デザイン意外にもコーディングやプログラミング、ディレクション、運営なども任されたりもします。

また、人手が足りない場合は必然的にデザインと兼任しないといけない事もあります。

デザイン以外の業務なので、全くわからない事もあるでしょう。

インハウスの場合は、自分でやりながら覚えていかないといけない時もよくあります。

つまりオールラウンドで業務やっていける覚悟があるか、やっていく向上心があるかが求められます。

とりあえずデザインだけやっておければいいって人は、制作会社の方が向いているでしょう。

インハウスのWebデザイナーのメリット

インハウスデザイナーのメリットデメリット

「自分は向いているな」と思っている人はインハウスのWebデザイナーのメリットも知っておきましょう。

  • 成果を把握でき、じっくりデザインに向き合える
  • デザイン以外の業務にも携われる
  • 労働時間を自分で管理しやすい
  • 制作会社よりも比較的安定している

成果を把握でき、じっくりデザインに向き合える

インハウスのデザインは制作会社と違って、デザインを一度作成したら終わりではありません。

制作したデザインに対して成果を把握できるので、アクセスや売り上げが悪かったりしたら、再度練り直したりブラッシュアップしたりと長いスパンで取り組みます。

成果を上げるためPDCAサイクルを回すのでデザインにも愛着がわき、制作物にじっくりと向き合いデザインの成長にも繋がるというメリットがあります。

成果が出た時は何とも言えない喜びを感じることができますよ

デザイン以外の業務にも携われる

向いている人でも述べましたが、インハウスのWebデザイナーの場合、デザイン以外の業務も担当する可能性があります。

また会社によっては、希望すればコーディングやプログラミング、マーケティングやマネージャー企画などの業務にも携われる事もあります。

デザインだけではなく多様な仕事に携われる楽しみも持てたり、将来転職する時に幅広い職種に応募できます。

もちろんフリーランスになる場合もそういう経験があると有利に働きますね。

労働時間を自分で管理しやすい

制作会社は主にクライアントからの依頼されて、制作を行います。

よって、もちろん納期があり締切前となると仕事に追われます。

定時間近や急な依頼が入ってくる事もあり、労働時間は不安定です。

ボクも制作会社時代は、定時なんてあってないような物でした…

その点、インハウスのWebデザイナーは社内のデザインを制作するので、制作会社よりも時間の調整はしやすい環境にあります。

社内間でやり取りするので、繁忙期でも納期の調整はしやすいでしょう。

退社後に予定がある時など、インハウスであれば融通がききやすくありますね。

制作会社よりも比較的安定している

制作会社は、お客さん(クライアント)がいないと仕事が成り立ちませんが、自社企業であれば会社が存続する限り仕事はあります。

制作会社は仕事が入れば入るほど業績は伸びますが、その分仕事への負担は大きくなります。

一方、インハウスのWebデザイナーの場合は自社商品やサービスを取り扱っているので、デザインの仕事が直に業績に関わることはありません。
よって、デザイナーの仕事にはそれほど影響を受けません
自社企業が大きければ大きい程安定しているので、その分給与や待遇面、労働時間も制作会社よりも安定していると言えます。

まとめ

インハウスデザイナーは初心者でもなれる?

いかがでしたか。

もう一度、インハウスのWebデザイナーに向いている人をおさらいします。

  • 企業のブランドイメージに合ったデザインができる
  • 単純作業を嫌と思わない
  • いろんな業務を柔軟に対応できる
  • 向上心がある

上記に当てはまれば、インハウスのWebデザイナーにやりがいが見つけられるはずです。

入社して経験さえ積めばデメリットも克服できるので、まずは無料の転職サイトやエージェントに登録して行動してみましょう。

理想の会社が見つかり会社自体が好きになり、インハウスでデザインするのが好きになることもあり得ますからね。

無料なので、こちらの記事から登録してみましょう。

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