ボクは「グラフィックデザイナー」として初めて職に就いてから、現在の「Webデザイナー」に至るまで15年ほどずっとデザインの仕事をしていて、それに伴い転職も多く経験してきました。
そして、その度にいろいろなデザイナーと仕事で関わってきましたが、時に「この人、デザインセンスないな」とか「この人のデザインセンスヤバいな(悪い意味で)」と思う人が時にいます。(自分が偉そうに言える立場ではありませんが)
いくら長年デザインをやっていても、「デザインセンス」が悪い人のデザインは一向に上手くなりません。
自分の中では上達していると思っていても、人が見たら「ん?」と思うこともよくあります。
では、「デザインセンス」が悪い人はセンスを磨くにはどうしたらいいか、ボクなりの考えを言うととりあえず「ファッションセンスを磨きなさい」と言いたい。
たつとら
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センスの悪いデザイナーのセンスは簡単に上達しない
なぜ、「ファッションセンス?」と思う人もいるかもしれないが、「デザインセンス」というものは簡単に上達するものではないと思います。
いろいろなデザインを見てもセンスがない人が見ると、いいのか悪いのかの判断がつきにくい場合があります。(明らかに素人でもわかる下手なデザインは別として)
よって「デザインセンス」の善し悪しがわからないので、「デザインセンス」なかなか磨きようがありません。
逆に「ファッションセンス」は磨きようはある
しかしながら、人のファッションを見て「おしゃれ」か「ダサい」かはだいたいわかると思います。それがわかれば、「ファッションセンス」は磨きようはあります。
ボクが今まで出会ったデザインセンスのないデザイナーは、例外を除いて格好がダサい人が多かったですね。
ボクも人に言うほどそこまでオシャレにこだわったりしている訳ではありませんが、格好は一応気にかけています。
現在に至るまで私服の会社ばかりなので、仕事に行く前も常に気を配っています。
そういう所に気を配れる人は、デザインに対しても気を配りこだわっていけると思います。
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ファッションにこだわっている人はデザインにもこだわってる
実際にファッションにこだわっている人は、やはりデザインにもこだわりを持ち、加えて他の人にも受け入れられるデザインをしています。
アーティストと違い一般的なデザイナーは自分ではこのデザインは良いと思っていても、評価するのはクライアントや上司になるので、他の人に受け入れられるデザインをしないといけません。
そんな中、「デザインセンス」がない人は自分のデザインが良くないという事を棚に上げてデザインを評価した人の批判をしたりもします。
「デザインセンス」が悪い人の特徴
ボクが思う「デザインセンス」がない悪い人の特徴は
人の意見や、アドバイスに耳を傾けない
「こうした方がいいよ」とか「こっちの方がバランスが取れるよ」と言うと、その場では納得して直すけど何日かすると言った通りになっていない。また、自分が正しいと我を通す事がある。
教えた通りにできない
上と共通していて「アドバイスした通りにやって」と言っても、その通りに上がってこない事がある。
自分のデザインに自信がない
我を通す割には「デザインを見せて」と言っても自信を持って出す事ができず、理由を付けて出す事がある。(例えば「ちょっと時間がなかったので、思うようにできませんでした」)
自分で作ったデザインに対して説明ができない
「このデザインの推しポイントは?」とか聞いても自信がないので説明する事ができない
自分で思い悩み手が止まる
悩む事は悪くないが、手が止まったら思考も止まってしまうので、常に手を動かしながらいろいろなパターンを試すみたいに悩んだ方がいい。しかしながら、手も止まってしまう傾向がある。
人によって全て当てはまるとは限りませんが、だいたい合っているのでないでしょうか。
「ファッションセンス」がある人の特徴
一方、今度は「ファッションセンス」がある人の特徴は
① 自分に合うかどうか理解している
② 全体のバランスを考える
③ 質の良いものを長年使っている
④ 観察力がある
⑤ 流行を取り入れる
⑥ センスのいい人たちに囲まれている
⑦ 自分らしさがある
と、結構デザインと共通する部分があります。
特に「全体のバランスを考える」、「観察力がある」、「自分らしさがある」は、その通りで、「ファッションセンス」がある人はコーディネートを通してバランスを整えたりします。1つのアイテムだけ良くてもその他が良くないとバランスは悪くなります。
これはデザインにも言える事で、他が良くても文字のバランスや画像の配置が悪いだけでそのデザイン自体が悪く見えます。
「観察力がある」ということは、他の人をチェックしてコーディネートを参考にしたりトレンドをいち早くキャッチして自分に取り入れたりします。
デザインにおいても他の良いデザインを見たり参考にしたりする事は重要で、配色やレイアウト等いろいろなデザインを見る事で新たな発見があり取り入れたりします。
「自分らしさがある」のは、ポイントポイントで自分らしい何かを取り入れる事で他と違った真似だけではないファッションができます。
これをデザインに置き換えると、最初は真似から入った方がデザインも上達しやすいのですが、真似だけに終わってしまうとセンスとは無縁のデザインになってしまいます。
そこにどれだけ自分らしさを取り入れるかで、デザインもがらっと変わったりもし、真似だとは思えなくなる程良くなることもあります(ただ、取り入れすぎて悪くなる可能性もあるので注意を)
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最後に
と、デザインもファッションに共通する部分も多々あり、ファッションに気を使う事で自然とバランスや配色、ポイントも養われセンスも磨かれていくでしょう。
現在デザインセンスが無いと気づいていて磨きたいと悩んでいる人は、ファッションから磨いていってはいかかでしょうか。(自分に「デザインセンス」が無いと気づくのも大事ですが)
では、また