今では「退職代行」サービスって普通に聞かれるようになりましたよね?
そこでこんな質問

退職代行を利用するのって、社会人として頭おかしいですか?
今回はこんな質問に答えます。
世間ではあんまり評判がよろしくなく、批判もある「退職代行」
ただそれは当事者ではないから言えることで、実際ヤバい会社で働いていて悩んでいる人にとっては待ちに待ったサービスだと思います。
仮に人から「頭おかしいよ」と言われ思いとどまって後悔するぐらいなら、逆に「悪いのは会社の方」だと思ってみませんか?
退職代行が利用しやすくなるはずです。


たつとら
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退職代行の利用は頭おかしい?クズ?いや、悪いのは会社だと思おう


この記事を読んでいる方は、退職代行サービスを利用しようか悩んで思いとどまっている人がほとんどかと思います。
「頭がおかしいの?」とか「クズなんじゃないか?」と思い悩んでしまう人もいるでしょう。
ただ結論から言うと、退職代行サービスを利用して辞めることは決して「頭がおかしい」ことではありません。
置かれている状況によっては、立派な選択肢ともいえます。
普通に考えれば、「引き留められる可能性もあるけど、辞めようと思えば辞められる」のが退職です。
普通に辞められるのであれば、退職代行なんて利用しませんよね?
普通に辞められないのは、会社が悪いからです。
実際、労働者には職業選択の自由が保障されており、退職の権利は労働者にあります。
何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
引用:e-Gov 法令検索
悪い会社というのはハラスメントが横行し、無理に引き留めようする会社が主です。
そういった人の手助けにもなる「退職代行サービス」
年々利用者も増加する傾向にあるのは、「退職代行サービス」が当たり前になっているからでしょう。
ボク自身も以前ブラック的な会社で強引な引き留めがあった時、「こういったサービスがあったらどれほど良かったか」と思う事がありましたね。
会社が悪いと思えれば、退職代行って利用するべきと思えませんか?
退職代行を利用するのは頭がおかしい(ありえない)と思われる理由とは?


では何故、退職代行を利用すると頭がおかしいと思われるのでしょうか?
以下のポイントが挙げられます。
- 自分で言わないのは社会の常識から外れていると思われるから
- 仕事を放り出して辞めるので責任感がないと思われる
- 特殊な退職方法だから
- 勝手に辞めるのは裏切り行為だと思われる
- 普通に逃げているとみなされる
- 退職代行自体が怪しいと考えられているから
- お金をかけて辞める事自体がおかしいと思われる
上から順に追っていきます。
自分で言わないのは社会の常識から外れていると思われるから
一般常識でいうと自分で退職届を出すことが普通として考えられていますが、会社が普通ではなかったらどうでしょう?
退職届を受理されない可能性だってあります。
常識範囲内の会社であれば、誰もが普通に自分の口で退職を言い出すと思いますね。
仕事を放り出して辞めるので責任感がないと思われる
仕事を放り出して辞めたのであれば、責任感がなく「頭がおかしい」と思われるでしょう。
しかも進行中のプロジェクトやタスクがあれば、他の人にも迷惑がかかってしまう場合もあります。
ただ、あなたの体や精神状態と天秤にかけた時どちらが大事でしょうか?
会社って一人かけたぐらいで潰れるなんて聞いたことないですよね?
しかし、あなたに家庭があった場合はどうでしょう?
一人かけたら大問題です。
一家の大黒柱が病気や怪我を負ってしまったら、家庭が壊れる可能性だってあり得ます。
特殊な退職方法だから
一般的な退職方法は、上司に報告し退職届を提出してから退職という流れですが、退職代行の場合はその過程が全くなく退職してしまう流れになっています。
普通であれば考えられない方法ですが、ブラック的な会社の場合、退職届を受理しない・強引な引き留め・報告できない程の威圧的な上司の態度などで退職できない可能性が存在します。
一般的な退職方法によって、逆に被害を被る場合も出てきます。
こういった要因で普通に退職できず、退職退職代行を利用するケースを取っても何らおかしな事でありません。
勝手に辞めるのは裏切り行為だと思われる
普通ではない退職代行サービスの利用は、長年雇用していた会社からすれば裏切りととられても仕方がありません。
また、他の社員からも裏切りととられる可能性もあります。
ただ、裏切りととられる行為をしたのはどちらか考えれば、明らかです。
会社が社員との信頼関係を揺るがす裏切る行為(ハラスメント・長時間労働・休日出勤など)をしたので、仕方なく退職代行サービスを利用したと思われたら、会社に落ち度があったと考えられても不思議ではありません。
普通に逃げているとみなされる
退職代行を利用することは、「問題から逃げている」「責任感を放棄している」と批判を受けることがあります。
特に、職場で問題に直面した後や重要な業務を跡継ぎもなく放棄して辞めた時に、そう見なされる場合が多いでしょう。
けれども、そこまで追い詰められた状態を放置した会社にも問題あるとも言えます。
精神的・肉体的に疲弊して会社に来れなくなって初めて、会社が気付く事も多々あります。
そういった状況下で退職代行サービスを利用するのは、逃げでも恥でもありません。
自身のキャリアを考えた場合、逃げととられても自分にとっては新しい一歩を歩む行動だと考えて行動するべきです。
退職代行自体が怪しいと考えられているから
退職代行サービスは以前より認知されたとはいえ、未だに怪しいと思っている人はいます。
実際、ボクが在籍している会社でも使われたことがありましたが「怪しい」ととらえている社員はいて「頭がおかしい」とまではいきませんでしたが、それに近い表現を聞きました。
しかしながら、怪しいと思われていても利用者はどんどん増えています。
法律を犯していて違法なサービスであればこういう事にはならないし、ニュースなどでも取り上げられたりしません。
なので安心して利用できますよ。
ただ、業者によっては悪徳な業者も存在するので、利用者は見極めが重要になってきます。
ボクが別記事で取り上げた退職代行サービス【モームリ】は、比較的費用も安く信頼おける会社なので検討してみるのもいいかもしれません。


お金をかけて辞める事自体がおかしいと思われる
一般的な退職方法であれば、当然費用もかからず無料で退職できます。
一方、退職代行の場合は安くても2万円前後の費用がかかります。
決して安いと思える金額ではありません。
周りから見れば、「お金をかけて辞める必要あるの?」と思われるかもしれません。
ただ、心身ともに追い詰められている人がこの金額で会社から解放されるのなら、高い金額ではありません。
仮にストレスや長時間の労働による健康被害があった場合、それ以上の金額がかかる可能性だってあり得ます。
また、経済的に苦しい方でも分割払いや後払いにも対応している業者がほとんどで、法外な費用を請求される業者はほぼないので安心して利用できます。
苦しんでいるなら使わない手はないですね。
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退職代行を利用する人が全然頭がおかしくない理由


辞めさせない会社の方が「頭がおかしい」のは理解できたかと思いますが、更に退職代行を利用する人が頭がおかしくない理由も挙げますね。
- 退職を伝える時間と労力を節約できる
- 人間関係が最悪
- ブラック的なハラスメントが深刻
- ばっくれる(飛ぶ)よりもマシだから
- 体調を崩す事なく転職(活動が)できる
- 退職届を受理してくれない
退職を伝える時間と労力を節約できる
退職を伝える時って、なかなか言い出しきれず、めっちゃエネルギーを要します。
ブラックな会社や引き止めようとする会社なら尚更です。
しかも退職を決心したら、仕事って極端にやる気がなくなりますよね。
退職を経験した事がある人ならば分かると思います。
そういう会社にい続けるのってはっきりいって無駄です。
い続ける方が頭がおかしくなりそうですw
退職代行であれば、依頼すれば即日退職も可能なので退職を伝える時間と労力を節約できますよ。
人間関係が最悪
職場で特に大事な事の一つが、人間関係。
職場での人間関係が最悪な場合、仕事にも支障をきたしてしまうのも当然です。
嫌がらせという訳ではありませんが、居心地が悪く孤立するような状況ならば環境を変える必要があります。
仕事にも身が入らないし、何より職場にも居づらくもあります。
更に上司とも関係が悪い場合、退職を告げづらいでしょう。
そうなれば退職代行を使う手も勿論あります。
ブラック的なハラスメントが深刻
職場でのハラスメントが深刻な場合は、早急に対処しないとどんどん事態が悪化してしまいます。
ボクも経験ありますが、本当にハラスメントによって体にも支障が出たし仕事にも行くのが辛くなります。
自分は退職代行を利用することはありませんでしたが、仕事にも行けなくなると退職を申し出る事さえ出来なくなります。
だったら退職代行を利用した方が、会社に行くこともなく退職できるので懸命な判断になります。
我慢し続けるとハラスメントも徐々にエスカレートしていくので、取り返しもつかなくなりますよ。
ばっくれる(飛ぶ)よりもマシだから
急に会社に来なくなる、いわゆる「ばっくれる(飛ぶ)」と会社にとって大変迷惑な話になります。
相当追い詰められて「会社に行くのがツラいぐらいなら、消えよう」という心理が働いて起こしてしまう事ですが、
そこまでなるぐらいなら退職代行使った方がまだマシですよね?
急に消えてしまうと最悪の場合、損害賠償を請求されたり、退職前の給料も受け取れなくなります。
その分、退職代行は代行業者が退職の手続き等を行ってくれるので安心して任せられます。
「ばっくれる(飛ぶ)」方がよっぽど「頭おかしい」と思えませんか?
退職届を受理してくれない
退職届を受理してくれない会社というのは、ボクも経験した事があるし同僚がそういう目にもあったのも見ています。
ただ、このように退職届を受理しないのは労働基準法に定められた「退職の自由」の権利に反します。
「第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。」
引用:e-Gov 法令検索
人手不足や繁忙期など、あらゆる理由をつけて退職させてくれないとなると転職のチャンスも逃すし、自身のキャリアアップの芽さえも摘まれてしまいます。
このような悪い会社は違法でありますし、退職代行サービスを利用されても文句は言えません。
在職期間中に転職活動を行い、他の会社から内定もらっても退職できなかったらどうでしょう。
ここは何を言われようが退職すべきですよね?
体調を崩す事なく転職(活動が)できる
退職を伝えることができず、ストレスを溜めまくって仕事を続けているといつか体調を崩してしまいます。
仮に体調を崩したまま退職できたとしても、次の会社に行くことができなかったり、転職活動ができなくなる可能性もあります。
そこまでなってしまったら、意味ないですよね?
体調を崩してまでその会社で働くぐらいなら、いっそ退職代行を使って次の会社を探した方が楽です。
体調よりも退職後のことが不安な人は、先に転職活動を行って転職先が決まったら代行業者を利用するのもアリでしょうね。
参考になる退職代行を利用して辞めた人の口コミ


実際に利用した人の感想ってどうなんでしょうか?
X上にもたくさんのつぶやきがあるのでご紹介します。
利用しようと思っている人は口コミは気になりますもんね。
退職代行モームリさんを使って現職を辞めてきました。実はこれで2回目だったりします。
— Aotti (@Aotti_CF06) June 28, 2024
今回は都合上夜遅くに相談を始めたのですがそれでも今日には対応が全て終わりました。迅速で丁寧な対応、本当に感謝です。
もし機会があればまた使うかと思います。 pic.twitter.com/Ozf284HaQd
私が辞める以前にも、辞める原因になった上司が原因で辞めた人は何人もいました。その人たちは、辞めたいといっても「新しい人をいれなきゃ辞めさせない」と言われ、大変な思いをしていました。私は、相談の余地はないと思って、退職代行を利用しました。
— ねずぅ🐭退職代行ガーディアンさんで訪問介護を辞めた体験談発信中 (@nezuu0713) June 26, 2024
仕事行きたくないのしばらく我慢してたけど無理なものは無理だった💦
— みき💖 (@miki2367_) June 28, 2024
私は固定に載せてる退職代行使ったけどほんとにすぐ辞められるからおすすめ
会社辞めるまでひと悶着あって辞めれなくて精神ボロボロになってから退職代行使ったで辞めれた
— アンジ (@Angiie4563) June 27, 2024
自分はしなかったけど慰謝料とか代行請求してくれるらしい
退職代行で弁護士運営でトラブルも対応してくれるとこあるので専門家通して会社辞めるのある意味正解だと思う
代行業者詳細はプロフで
悪い口コミもあるので、サービス利用の際は要注意も。
私も退職代行使ったけど、業者選びを失敗したから、業者とは途中で全く連絡できなくなるし、会社のパワハラ的なのはひどくなるし有休は全くできなくなったな。今はやめた会社と泥沼の裁判なわけなんだから。業者の元締はTwitterでエラソーにブラック企業を語ってるけど。
— かるぴひょんはたはた@ミルージュ穏健派 (@hatahata_dayon) May 21, 2024
頭がおかしいと言われない為の退職代行業者の選び方
「頭がおかしい」と言われない為には退職代行業者の選び方も重要です。
信頼がなく評判が悪い業者に依頼すると、「頭がおかしい」と思われてしまいかねません。
以下のポイントを参考にして、信頼できる業者を見つけましょう。
- 口コミや評判のいい代行業者に依頼する
- 運営元を調べ、労働組合や弁護士が関与している業者を選ぶ
- 業者の料金体制が明瞭かをチェックする
- トラブル等に対応し、適切なサポートをしてくれる業者を選ぶ
口コミや評判のいい代行業者に依頼する
どんなサービスであれ、やはり口コミや評判って大事になってきます。
後味が悪くならないように良い退職代行業者を選びたい物です。
今ではいろんな方法で口コミはチェックできるので、Google MapやXなどで調べてみましょう。
その際、良い口コミばかりを見るのではなく悪い口コミにも目を通すようにしておきましょうね。
運営元を調べ、労働組合や弁護士が関与している業者を選ぶ
退職代行業者によっては、労働組合や弁護士が関与していない民間の業者もあります。
そういった業者は退職に関する制限(退職日や退職金額の交渉ができない)もあるので、会社との交渉が違法になってしまいます。
利用する際は、運営元を詳しく調べるようにしましょう。
HPにも書いてあるのでチェックは忘れずに。
逆に書いてない場合は、怪しい業者なので避けてください。
業者の料金体制が明瞭かをチェックする
退職代行業者の料金体制は業者によって様々なので、気になる業者の料金は把握しておきましょう。
極端に高かったり、低かったりした場合は怪しいので比較してくのは重要です。
また、追加料金を請求してくる業者もあるので注意が必要です。
業者によっては、正社員とアルバイトの料金が違ったりするのでそういった所も確認しておきましょう。
トラブル等に対応し、適切なサポートをしてくれる業者を選ぶ
業者によっては退職後の手続きや退職者と会社間のトラブルに対応してくれない業者もあります。
万が一の場合、そういったサポートは必要になってきます。
HPはもちろん口コミなんかでもチェックできるので、不安な方は忘れずに確認を。
これらのポイントに当てはまる会社の一つが「退職代行サービス【モームリ】」です。
メディアなどでもよく耳にする業者だと思います。
気になる方はこちらの記事で詳しく解説しているので、目を通しておきましょう。


まとめ
読んでお分かりになったように、退職代行サービスの利用は決して「頭がおかしい」ことではありません。
普通に辞められるのであれば退職代行を利用せずに直接言えば良いだけのことですからね。
普通に辞められない=会社が悪い
と思えたら、利用しやすくなるでしょう。
自分が在籍している会社はブラックではないんですが、退職代行サービスを利用して辞めていった人もいます。
何か言いづらいことがあったんでしょう。
このように普通にその辺で利用している人もいるかもしれません。
なので、今辞めづらい人は利用するのもアリですよ。
ちなみに
退職代行=罪悪感
で悩んでいる人はこちらの記事もご参考に。





