退職代行サービスを利用して辞めた場合、転職に不利になりますか?
巷でよく聞く「退職代行サービス」
今や知らない人はいないかと思うぐらい知名度が高くなりましたが、人によっては利用後の事、つまり退職後の事が気になる人がいるかと思います。
その中でも最初の質問のように「退職代行サービスは転職に不利になるのか?」についてお答えします。
たつとら
本業のWebデザインを中心に30~40代に向けて
役に立つ転職や仕事についての情報、ブログについての記事を
発信する福岡在住の40代のサラリーマンブロガー。
ブログ総収入30万円突破。
執筆歴5年目で新たなブログを立ち上げました。
本サイトはこちら
利用者も増えてる退職代行サービス。普通なら転職不利にはなるはずはない
実際ボクもまだ「退職代行サービス」が知られてきた頃、「うさんくさい」と思いました。
ただ現在では、ネットやSNSで利用して辞めたって人の話はよく聞くようになったし、利用者も増えてるのが現状です。
そもそも転職が不利になるなら、「退職代行サービス」を利用する人が増える訳はないですよね?
と言うか、「退職代行サービス」を利用する人って
転職<退職
の方がウエイトを占めるでしょう。
なので、まず退職ありきで行動します。
ヤバいブラックな会社をどうしても辞めたいのに先のことなんて考えてられないでしょう。
しかも、「転職不利なのかな?」と悩んでいる人は
転職不利=退職代行サービスの利用が会社にバレる
と思っている人が大半だと思います。
でも、「バレる」というのは普通に転職活動をしていればバレない事で、転職代行業者もそういった情報を漏らす訳ありません。
そんな情報を漏らす会社だったら、普通に悪徳業者です。
あなたの転職代行業者の選択ミスです。
もし、退職代行サービスを利用しようと思ったら、利用する前に代行業者の入念なチェックが必要ですね。
転職の際も、わざわざ退職代行サービスを使って辞めたと言わないので不利にはならない
更に深堀すると、実際、転職活動する時にわざわざ退職代行サービスを使って辞めたとは言わないですよね?
退職理由を聞かれても、どのように退職したのか詳しく聞かれる事はありません。
退職代行サービスの「モームリ」もYahoo知恵袋で、以下の事を書かれています。
退職代行を利用したからといって、転職が不利になったり、転職に影響が出ることはありません。
会社の総務が自社のことを他社に話すのは、個人情報保護の観点もあるので、考えづらいです。
また、これまでにご依頼頂いた方の中でも転職に影響があったということは聞いたことがございません。 退職を直接伝えることが難しい状況でご依頼いただく方は多くいらっしゃいます。
退職代行を利用してもしなくても、転職には影響しないので、今後はご自身の考え方や捉え方次第かと思います。あまり今の環境でご無理なさらないでくださいね。
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11281972066?__ysp=6YCA6IG35Luj6KGMIOi7ouiBt%2BS4jeWIqQ%3D%3D
業者がこう言ってくれてるので安心もできますよね。
しかしながら、退職理由については思っていてもマイナス的な理由を言うのは避けましょう。
別の意味で転職に不利になってしまいます。
▼ マイナス的な退職理由
- 会社が単に嫌だったから辞めた
- 会社に嫌な人がいたから辞めた
また、退職は労働者の正当な権利です。
会社が辞めさせないのは違法に当たります。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。
この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。
引用:民法第627条 – Wikibooks
よって、退職代行を利用することで懲戒解雇になることはありません。
ただ、本人自体に問題があった場合(無断欠勤・問題行為など)は、会社側から懲戒解雇にされる可能性があるので
退職代行を利用するまではある程度まじめに勤務しましょうね。
スポンサーリンク
普通ならバレないけど、バレてしまう場合もある?
タイトルにあるように普通ならバレる事はないけど、自分次第でバレてしまうケースもあります。
自己責任になるので、利用する際は注意しなければなりません。
尚、バレてしまうケースは以下になります。
- 同僚などに言ってしまう
- 退職の手続きがうまくいってない
- 面接時に口に出してしまう
同僚などに言ってしまう
めちゃくちゃ仲のいい人なら、言いふらすという事はないでしょうが、同じような職種の元同僚などに言ってしまうと「退職代行サービスを使った」というのが広がってしまう可能性があります。
それが他社の耳に入る事だってあり得ます。
ボクも転職で応募した際、前の会社に知り合いがいると言うので前の会社の話題が持ち上がった事があります。
当然、辞めた経緯とかも耳に入ってたようです…
よって、他人に話す際は十分注意して話すようにしましょう。
いくら仲の良い人だって何を考えてるか本心はわかりませんからね。
退職の手続きがうまくいってない
退職代行を利用したとしても、業者によっては退職の手続きがうまくいってない場合もあります。
例えば、雇用保険加入者であることを証明する書類(雇用保険被保険者証)は退職時に受け取る書類で、転職が決まったら転職先に提出しなければなりません。
仮に提出できなければ、前の会社に連絡が入ったりもするので、その際退職代行を利用した事がバレる可能性があります。
そういった大事な書類は退職業者を介して前の会社から受け取るようにしましょう。
面接時に口に出してしまう
先ほども書いたように「普通は」言いません。
ただ、うっかり口を滑らしたり、正直者で嘘をつけない人は言ってしまうかもしれません。
いくら退職代行サービスが浸透してきたとしても、退職代行を使って辞めたと告げられたら、面接官もあまり良い印象は持たないでしょうね。
もしうっかり言ってしまった場合は、退職代行を使ってしまった背景を詳しく説明した方が面接官も納得するはずです。
でも細心の注意を払って言わないようする方が、転職活動を進めていく上で後々有利になってくるので十分に注意して答えましょう。
転職が不利にならないためには、信頼できる退職代行業者を選ぶ必要もある
転職が不利にならない=退職代行サービスの利用が会社にバレない
ためには、当然ながら信頼できる退職代行業者を選ぶ必要もあります。
信頼できない業者はもちろんバレるリスクも高くなります。
利用者が増えてきた分、詐欺まがいの悪徳な業者も増えてきてます。
以下の点に注意して信頼できる業者を選びましょう。
- 運営元が弁護士や労働組合が関わっている会社か
- 口コミや評判が良い会社か
- 料金設定が適正な価格か
- 退職までの流れがスムーズか
と、最低限ここに注目して業者を選びましょう。
大事な退職なのでくれぐれも業者選びは慎重に。
そんなオススメの退職代行業者は、評判もよく適正な価格のこちらです。
退職後のアフターフォローをしてくれる退職代行も
退職代行が転職不利にならないとしても、次の転職先が決まってないと不安になりますよね?
普通に辞めた人でも不安になるから、退職代行を利用した人でも当然でしょう。
でも、安心してください。
中には退職代行サービスは再就職の支援(アフターフォロー)をしてくれる業者もあります。
しかも一定期間無料で受けられるので、退職後が不安な方は退職代行業者に相談してみましょう。
履歴書、職務経歴書作成のアドバイスや模擬面接を実施してくれる業者もあるので安心できますよ。
転職不利ではないけど、悩んでる人はまず辞めることから考えよう
「転職に不利になるかもしれない」と思って、退職代行を敬遠する人も中にはいるかもしれませんが、別に不利になる事はありません。
転職不利=退職代行サービスの利用が会社にバレるのは、本人の自覚次第です。
「退職代行を利用するのがバレたらどうしよう?」と考えてる人は、周囲に言わなければいいだけで普通にしてればバレることはありません。
もちろん業者選びも大事ですが、その他に最近の傾向としてSNSで発信するのも控えましょう。
どこで誰が見てるかわかりませんからね。
退職代行サービスを利用しようと思っている人は、どうしても会社を辞めたいと思っている人がほとんどなので、
まずは辞めることから考えませんか?
辞められたら、今より良い世界が見えるかもしれませんよ。